CROSS TALK
システム開発・保守 座談会
物流系システム開発・保守の
プロたちによる
ホンネの座談会
刈谷本社
物流系情報システムサポートの
プロたちによるホンネの
座談会
システム開発・保守の6名で座談会を行いました。設計、国内顧客の保守、海外製情報システムの保守など、業務はそれぞれですが、ふだんから連携とコミュニケーションを大切にしています。
部署間の連携や交流をはじめ、先輩から後輩、後輩から先輩への「今だからこそ聞ける質問」が飛び出したりと、ここだけの話がたっぷり詰まった内容になりました。
MEMBER
O.S
2018年入社/SE
M.S
2023年入社/SE
U.K
2023年入社/IT保守(英語)
A.T
2022年入社/IT保守(英語)
K.Y
2023年入社/IT保守
K.S
2017年入社/IT保守
Q1. 入社のきっかけは何でしたか?
「ここで働きたい」と思う雰囲気と、
絶対に必要な仕事であるというやりがい。
O.S
新卒で入社して、そのままずっとロジエンスに勤めています。
学生時代は住宅関係のことを学んでいましたが、就職にあたって、ピンとくる仕事が見つからなくて。だったら、業界よりも働き方を重視して会社を選ぼうと思ったので、「人と協力してプロジェクトを達成する仕事をしたい」という気持ちを優先しました。
その中でも「社内の方の雰囲気や、人間関係のよさが感じられるな」と思ったロジエンスに決めました。
M.S
僕は中途入社ですね。前職は航海士をしていたんですけど、IT関係の業務に携わる中でそちらの分野に興味が出てきて、思い切って転職を決めました。
経験がある方に比べたらほぼゼロからのスタートでしたが、もともと「自動化」とか「効率化」というものにはすごく興味があったので、仕事はとても楽しいです。この仕事をこの規模でやれる会社はほかになかったし、ご縁があって本当によかったと思っています。
U.K
私もまったく違う業界から転職しました。以前は学習塾の講師をやっていたので、英語のスキルをご評価いただいて、保守の英語チームに採用された形です。
仕事を決めるにあたって「自分のスキルを活かせること」を重要視していたので、採用されたときはうれしかったです。AIや機械の自動化が進む中で、「人間だからこそできる仕事ってなんだろう?」と考えたとき、「相手のことを思いやって、寄り添いながらサポートすること」だと思いました。
面接でも「私自身」を真剣に見てくださっている感じが伝わってきたし、「ここでなら、思った通りの働き方ができそう」と強く感じたことが決め手です。
A.T
僕も、時代の流れを考えたときに「絶対に必要な仕事は何か」を基準に選びました。
前職は海外向けのトイレの開発っていう、とても限られた業界にいたんですけど(笑)
海外とのやりとりが多かったからか、「日本からものづくりがなくなったら…」と考える機会がよくありました。そこで、「もし海外や機械にものづくりが移行したとしても、物流だけは絶対になくならないな」と思ったんです。
なので、「ずっと誰かの役に立ち続けられる」というところが大きなポイントでしたね。
K.Y
僕は「絶対に人間関係がいいところに入りたい」と思っていたので、そこを基準にして会社を選びました。前職の経験を経て、すごく慎重に決めたと思います。
十数社面接を受けた中で、ロジエンスだけが直接の面接だったんです。オンライン面接も利点がたくさんあると思いますが、直接会ったことでフランクな雰囲気や人のよさがすごく伝わってきました。緊張しいなんですけど、すごくリラックスして話せて。「楽しく会話しているうちに、面接が終わっていた」くらいの感覚ですね。
K.S
前職の経験から、僕も会社選びは慎重でしたね。
以前勤めていたところは、「無理をして当たり前」という風土がありました。「そもそも、この業界に合ってないのかも」と感じることが増えてきたこともあって、思い切って転職しようと思いました。
大学時代は機械や情報系のことを勉強していて、趣味でプログラムを組んだりもしていたので、漠然と「好きなことを活かせる仕事もいいな」とは感じていて。なので、「自分が何でどう働きたいか」という気持ちに従って、条件に合うロジエンスへの入社を決めました。
Q2. 会社・職場はどのような雰囲気ですか?
仕事が楽しく感じられるのは、
コミュニケーションが身近で気軽な存在だから。
K.S
UさんやAさんは「英語チーム」とは言っていますけど、所属としては僕ら保守と同じですね。
基本的にはお客様からの電話を受けて、見積もりや発注業務、点検業務の手配などを行います。内容が複雑になってくると「この案件は、状況がよくわかっているこの方に一括で対応してもらう」ということがあって、一見すると個人の専任業務のようですが…。
K.Y
情報共有や交流が頻繁なので、全体的にはわいわいしていることが多いですよね。
A.T
みんなでお菓子のシェアをしたりとかね。今いるのは15、6名くらいかな?集まると賑やかだよね。あれ、むしろふざけてるときしかないかも?(笑)
K.Y
いや、そんなことないです!…ないですよね?(笑)
仕事はちゃんとしてます!
M.S
保守の方は、たしかに賑やかなイメージです(笑)
設計もみんな仲がいいですけど、在宅ワークをされている方もいるので、けっこう落ち着いた雰囲気があるかな?とは思います。
O.S
集中できる環境だよね。お客様先へ行ってシステムの導入や操作説明を行うこともあるから、外出している人も多くて。全員で集まって賑やかに…というより、「顔を合わせたときに気軽なコミュニケーションが発生する」というイメージに近いかも。
U.K
私、入社から日が浅くてまだ設計の方とあまり話せていないんですけど…部署によってけっこう雰囲気が違うんですね。在宅ワークで、コミュニケーションに不便なことはないんですか?
M.S
ふだんはチャットツールで話すので、あまりやりとりに不便さを感じたことはないかも。
O.S
そうだね。そこは意識してしっかり連携がとれてるかな。でも、たしかに直接会って話す機会がもっとあってもいいかもしれないね。
Q3. 同じ部署の先輩に聞いてみたいことはありますか?
デキる先輩にも悩んだ時期がある。
大切なのは、遠慮しないで頼ること。
A.T
Uさんは入社して一番日が浅いから、聞きたいことたくさんあるんじゃない?
U.K
ありますね!
たくさんありますけど…やっぱり、「Aさんが入りたてのとき、仕事の中で意識していたこと」をぜひ参考にしたいです。
A.T
まずは「報・連・相をしっかり行う」が一番かな。
業務の中で、相手への情報伝達は義務のひとつだと思ってます。できるようになるまでは、もちろんこっちも「あの件、その後どうかな?」と聞くようにするので、自分から「この件なんですけど、今は…」って報告できるようになってくれるとうれしいです。
大きなトラブルが起こったとき、こっちに何の情報もないと助けてあげられないからね。一人きりでやってるんじゃなくて、「チームで協力して動いてる」ということを忘れないで、何でも気軽に話してほしいなと思います。
K.Y
僕も、「自分と同じポジションだったときどうだったか」をKさんに聞きたいです。
入社して半年経ちましたが、前の仕事と違うところがあったり、わからないことがどんどん増えたり…と、戸惑うこともあるんです。そういうのって、Kさんもありましたか?
K.S
もちろんあったよ。
たしかにこの仕事って電話対応中心なイメージがあるけど、実は「その先の業務」のほうが多いんだよね。物の発注や手配とか。自分の手から次の人へと、どんどん続いていく仕事だな、と思います。
入社半年って、特に困ることだらけの時期なんだよね。1つの疑問を解決しようとして、わからないことが10個くらい増える、みたいな(笑)
今は、少しずつ着実に経験を積むことを意識してほしいです。僕は、毎朝「昨日はどんなトラブルがあったかな?」と振り返ってケーススタディに活かしてたかな。あとは、お客様の話をしっかり聞いて、内容を把握して…という「ヒアリング力」を磨いていければ大丈夫だと思います。1年くらい経てば、いろんなことが理解できた実感が持てるよ。
M.S
こういう話を改まってすることはないので、なんか新鮮ですね。
Oさんも、今まで苦労したこととか、壁にぶつかったこととかってあるんですか?
O.S
ありますよ!
むしろ、入社したてのときはそんなことばっかりでした。「どうやって仕事をしたらいいかわからない」ってレベルで、自分の判断が裏目に出ることもあって…。Aさんが言っていた、まさに「報・連・相が大事だな」って実感することが多かったです。
だから、今は「わからないことが質問しやすい環境にしたい」って思ってるんだよね。私のほうからもっと働きかけて、「少しでも困ったら相談する」という文化が当たり前になるようにしたいです。
M.S
たしかに、すごく助けてもらってるという実感があります。ちょっとしたタイミングでも気にかけてもらえていて。僕も、自分から積極的に質問や相談ができるように意識していきたいです。
Q4. 同じ部署の後輩に聞いてみたいことはありますか?
仕事で困っていることや抱えている悩み。
でも、一番聞きたい大事なことは…。
O.S
逆に今、悩んでることとかあったりしますか?それこそ、こういうことを改まって聞く機会ってないな、と思って。
M.S
Kさんがさっき言っていた、「わからないことだらけ」って感じることはありますね。当然、経験が足りないので、覚えるだけで精一杯ということも多くて。
今度、初めて1人で出張に行くじゃないですか。先輩方と一緒に行くのとは違うと思うので、不安な気持ちはあります。
O.S
覚えることがいっぱいで大変だったというのはよくわかります。パソコンが全然使えないところからスタートしたので…。でも、Mさんのふだんの仕事を見ている感じでは、出張でもいつも通り落ち着いてやれば大丈夫だと思います。
M.S
そう言ってもらえるとうれしいです…でも、困ったら電話します(笑)
O.S
もちろん、いつでもどうぞ!(笑)
K.S
僕も、今の仕事について聞きたいな。
担当のお客様を持つにあたって、困ってるところとかない?最近、ちょっと大変そうに見えたので、ちょうど聞こうと思っていて。
K.Y
最近、別の方からも「大丈夫?」って心配していただきました(笑)
特定のお客様を担当するようになってから2ヶ月くらい経ちますが、それ以外の単発のお仕事を振られると、なかなか手が回らないことが増えてきました。たぶん、自分の時間の使い方が下手なだけだと思うんですけど…。
K.S
何事も、「どうがんばっても効率的にできない」ということはあるから、気に病まなくても大丈夫だよ。そういうときは、正直に「時間内に終わらないです!」って相談してくれるとうれしいな。
そのときに、業務をリストアップして、それぞれにどれくらい時間がかかっているのか記録しておくといいね。そうすることで「ここはこのくらい時間がかかっても大丈夫」とか「ここはすごく時間を使ってるけど、どんなところが大変?」というふうに、改善もスムーズにできるのでオススメです。
K.Y
「相談していい」って言ってもらえると、すごく気が楽です。さっそく業務についてまとめようと思います!
A.T
みんなすごくいい話をしてくれたので…最後に、Uさんに一番大事なことを聞きたいんだけど…。
U.K
はい、何ですか?
A.T
Uさんの歓迎会、何が食べたい?(笑)
U.K
歓迎会ですか!(笑)
何でも食べられます!あ、もしよかったら、レモンサワーが飲めるお店がいいです!
O.S
お酒好きなんだ?(笑)
U.K
飲めるようになりたくて、練習中なんです!
A.T
了解しました。おいしいお店をピックアップしておきます!(笑)
Q5. どんな人に向いている仕事だと思いますか?
お客様と本当の信頼関係を築くために、
思いやりの気持ちを持つことが大切。
K.S
相手の立場になって物事を考えられる人かな、と思います。
保守は、お客様からの電話を受けて状況を把握して、次につなげていく仕事です。お客様の中には、機械のトラブルでとても困っていて、慌てて話す方も多いんです。そこを理解するためには、相手の気持ちに寄り添って、情報を聞き出す力が重要ですね。
K.Y
先入観なく、やる気を持って進められる人には向いてると思います。
いい意味で、前職の経験があまり関係ないお仕事です。異業種の意外な知識や経験が業務に活きることもたくさんあると感じます。むしろ、「前の仕事がこうだったから、絶対にこうなるはずだ」という思いこみを持たずに、「自分が得意なこれは、何かに活かせないかな?」という前向きな気持ちで取り組めるといいと思います。
A.T
思いやりがあることですかね。
保守は、機械トラブルを解決することで、お客様を助けるお仕事です。もっと言えば、「物流」という分野そのものが人の助けとなる仕事でもあります。だからこそ、少しでも相手の意思を汲み取るための「思いやり」が大事です。
U.K
まだ入って日が浅いので、自分のどんな部分が活かせるかはまだわからないですけど…。
Aさんが言ったように、思いやりはすごく大切なんだろうな、と思います。入社したての私でも「気遣いができる、いい方ばかりだな」と強く実感できるくらいなので、会社全体で大切にしている考え方なんですよね。だから、「安心して入社してほしいな」と思うし、自信を持ってそう言える先輩になりたいです。
M.S
皆さんとニュアンスが近いかもしれませんが、優しい人だといいな、と思います。
お客様と交流する機会が多いので、「他人を信頼してコミュニケーションをとりたい」とか、「誰とも話さないやり方は寂しいな」とか、そういう方に向いていそうだなって。チームとしての一体感を得られるように、協力しながらできる方だとうれしいです。
O.S
新しいことを知るのに前向きな方だといいなって思います。
入社したてのときって、本当にわからないことだらけです。でも、それは全然悪いことではなくて。むしろそれを楽しんでくれたほうが、知識の吸収も早くなります。困ったときはいつでも相談してくれて大丈夫なので、「知らないことを覚えるのは面白い!」という気持ちで取り組んでほしいと思います。
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