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Uターン研修 所感
【物流システム/情報システムG/情報保守/杉田】
11/8にUターン研修に参加しました。
研修を通して、主観と客観の差異を見つめる事が主題でした。
前半は言葉によって上手く相手に自分の意図を伝えられるか、という活動でした。
1つ目に、自身が見ている図形を言葉のみで相手に伝える伝言ゲームをしましたが、
自分と相手がお互いにできた気がする…という場合でも、
少し違った図形を相手が書いているということがありました。
自分の思った通りに伝わらない、もしくは相手の思っていることが
分かりきらないということはよくありますが、
齟齬が生じていないと感じていても認識がずれることがあるのは新しい発見でした。
次に、1分間の自己紹介スピーチも行いましたが、
言葉とは自分が思うよりままならない物だと感じ、
他人と話すときはできるだけ相手が分からない表現を避ける練習をしようと思わされました。
後半は、自己評価のアンケートやグループ討議で、
自己評価と他己評価を比較するということも行いましたが。
こういった機会を頂けたのは有難かったです。
評価の差異の大小に関わらず、他人が自分をどう思うのかというのを知ることは重要です。
なぜなら、自分が考える自分というのは(特に落ち込んだり、興奮している時は)
的を射ていないことが多いためです。
普段の自分の行いや態度に関して、
自分は正しいことをしたり、間違えたことをしたと振り返る機会はよくあります。
そして、その結果他人からは絶対にこう思われている、と考えることもあります。
他人の本音を聞くのはいつも耳が痛いですが、
他人の意見を聞いてみると「自分は思ったより悪くなかった」と良い方に転じることもあります。
こうやって自分の空想と他人から教えられる現実を知って
心のバランスをとる練習をすることは、私たちにとって大切なことです。
自分の心の探索を通して、
自分以外の人にもこういった葛藤があるということを経験的に理解することは、
仕事仲間と気持ちのいいコミュニケーションをするために大切だと改めて学ぶことができました。